着物の手習い

この5月から、着物の着付けを習っています。
「おばあさんになる前にやっておきたいこと」のひとつとして、自分自身が近年やってみたいと思っていたところ、今年に入ってから習い始めた友人の影響があり、着付けの先生を紹介していただきました。
出張着付け教室です。

出張つながりでお願いしてみたところ、着付けはもちろんのこと、箪笥の着物や帯、小物も見ていただいてアドバイスをいただけるので、本当によかったと思っています。
先生には毎回遠方からご足労いただいているのですが、教室に通うのと違って着物を持ち運ぶ必要がないため、ありがたいシステムです。

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着物を始めて得た気づきや学びはたくさんありすぎて、すべてを列挙することは割愛しますが、ひとつ挙げるとすれば、「きれいな着付けを知ることは写真撮影のときに大変役立つ」ということです。

お宮参りや七五三などの撮影では、子どもさんだけでなく、ママやおばあちゃまも和装ということがあります。
そうした時に、襟元や帯・裾回りなど、ちょっと目が届いて直してさしあげることができたら、少しでもきれいにお写真に残してさしあげられると思いました。
写真を撮る前には、髪型やネクタイなど目を配るようにしているのですが、知らないことは目に見えてはいても、意識の中に入ってこないものです。
自分で着付けをしてみると、気をつけなければいけないポイントがよく分かりますので、意識ができるようになったことは大きな収穫でした。
実際、国家資格である「写真技能士」の筆記試験には、和装の着付けに関する設問もカバーされるので、必要な知識を遅ればせながら学ばせていただいております。

自分で着物を着てみると、着物姿の自分を写真に残しておきたいという気持ちが起こることにも気づきました。
これには自分でも驚いています。
着物を着るときは、その日の天候や季節の風物を意識して、帯や小物のコーディネートをあれこれ考えてから着るからでしょうか。二度とないかもしれない今だけの取り合わせを感じるからかもしれません。

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(夏のコーディネート。絹紅梅の小紋、麻の帯、藍白の帯揚げと紺藍の帯締め。)

そこで、着物の写真撮影の楽しみも覚えるようになりました。
着物姿を撮影する楽しい撮影会も企画していきますね。

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(京都の鴨川のほとりで。いろいろな帯結びが楽しいです。)
| Sayuri Inoue | 【コラム】 写真をめぐる物語 | 22:55 | comments(0) | - | - |